心を癒すマッサージ・カルナーキュア
福祉先進国スウェーデンから継承した
スウェーデン式ハンドセラピー「カルナーキュア」
カルナーキュアはオイルを使い手の皮膚を優しく刺激します。
ゆっくり柔らかく包み込むように肌に触れることで脳に働きかけ、オキシトシンというホルモンの分泌を促すことによって、精神を安定させる効果があります。
オキシトシンが十分に分泌されると心理的・精神的ストレスを緩和し、心身が解きほぐされ、脳と心の疲れを癒し、満たされた気持ちになれます。


スウェーデンでは既に医療行為として認められており、病院に限らず介護施設や学校など幅広く取り入れられております。

オキシトシンで浮気をしなくなる?!
「スキンシップによって分泌されるオキシトシンは男女間の絆を深め浮気を防止する効果がある」とドイツの神経科学の専門家、ルネ・ハーレマン博士は述べています。
オキシトシンが不足していると、自分に自信も持てず、不安感や喪失感に襲われ、パートナーとの信頼関係も崩れがちになります。オキシトシンを分泌させることによって、安心感や幸福感を得られコミュニケーション能力も高まり、正常な愛情表現が出来るようになります。その結果、浮気もしなくなり、パートナー・家族との関係もうまくいくというのです。

オキシトシンは視床下部の視索上核と室傍核でつくられ、そこから下垂体の後葉に送られ、血中に放出される。血流に乗ってホルモンとしての働きをし、中枢神経系では神経伝達物質として化学メッセージを伝えている。
▲脳内における視床下部と下垂体の位置
▲オキシトシンの広がり
神経線維を経由して、 下垂体後葉に運ばれたり、 脳内の受容体に達したりする。
オキシトシンは(Oxytocin,OXT,OT)は視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、分子構造は9個のアミノ酸が結合した単純なペプチドで、 システインH2N1とシステインNH2の2つのシステイン(Cys)を含み、それぞれの硫黄原子が結合してジスフィド構造の大きな環をつくっています。
脳の視床下部で合成され、 下垂体後葉に運ばれて血中に放出されます。 オキシトシンには血流を介しては体内の重要な協調・調節の機能を補助する末梢組織で働くホルモンとしての作用、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどと影響し合い中枢神経での神経伝達物質としての作用があります。
オキシトシンの分子構造>
【中枢作用】
◎視床下部の室傍核:PVNや視索上核:SONの神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉をはじめ様々な脳の部位に作用し機能を調節している。
◎特に社会行動を調節する神経伝達物質とされる。
【末梢作用】
◎平滑筋の収縮に関与し、分娩時の子宮収縮や乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。
◎子宮収縮薬や陣痛促進剤として用いられる。
参考文献:The Oxytocin Factor,Kerstin Uvnas-Moberg